先日貰われていったVINTAGEの3ピースの紹介です。
最近地味にスーツが売れてます。TVなどメディア関係の方からの60年代70年代スーツの問い合わせもたまにあり、スタイリストの助手の方が都内から足を運んでくれたり。
今回のお客様はラベルも細めで、結婚式にも着ていける物が希望。 とゆうことで・・・・・・
ウチはラベルが小さくて裾広がりの物以外は、あまり置いてないんですが、柄や物がよければ仕入れることにしております。
分かりづらいですが、生地も釦もイカしてます。
「ビスポーク」って言葉は日本人としては照れるので、「注文」です。SPOKEなんで主人と話し合いながら決める。みたいな事です。うる覚えだが確かそうだった気が・・・
だから別に「おいちゃん。来月姪っ子の結婚式のあるけん、スーツば作らやんとやんね・・・どげんかつば着て行ったらよかか? いっちょん分からんけん、相談に乗ってもろうてよかね?」
これでいいんです。
DORMEUIL 言わずと知れた最高級生地メーカー。
門商には似つかわしくないこれらのお洋服とお思いでしょうが、スーツは僕も好きなので、70年代のタイト&フレア以外(こっちの方が探すの大変)、スキャバル、キャッスルのツイードなど老舗ものも過去に扱ってきました。
それにしても、キャッスルの肉厚ツイードスーツは、好き嫌いや着やすさなどは別にして、今だに忘れられないぐらいの生地感でしたね。
従順ならざる唯一の日本人と、連合国側に言わしめたJIRO先生曰く、「「ツイードなんて、買って直ぐ着るものじゃないよ。3年くらい軒下に干したり雨ざらしにして、くたびれた頃着るんだよ」
50歳ぐらいになったら着て出かけよう。・・・・・?自分の場合、人より渋み年齢が10歳程 遅れているので、60歳になったら着て出かけよう!
まぁ、そんな訳でウチのイメージではない渋めのお洋服の紹介でしたが・・・・・・・・・・・・
ちょっと待たれよ!
ここが重要です。
このスーツの裏地・・・・・・・・
でかした!そうでなくっちゃ!派手、ケバイの万歳!
お買い上げ有難うございました
他にも70年代あたりのVINTAGEスーツありま~す。