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チーズケーキの乱 前口上2










地デジ対応の工事をしたら、どのチャンネルも清水健太郎しか映らない不具合にみまわれた夢を見たボヤッキーです。。。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・起きたばかりの為、まだ頭がぼーっとしております。体にはなにも注入しておりません。














さてさて、チーズケーキの乱・・・・・続きです。






前回、思春期の頃の僕と兄の関係性について触れましたが、兄の知人様には誤解のないように最初に言っておきます。今は仲良しで優しく頼れる兄です。


とゆうことで、本編に行く前に もう一個だけ兄の横暴ぶりを窺わせるエピソードを。。。。。。



これもやはり思春期の頃・・・・・・・・・





居間で母ちゃんとテレビを見ていると兄貴が階段から降りてくる足音が聞こえる、普段から虐げられている僕にとってその音は雨音はショパンの調べ・・・・のソレとは似ても似つかないのである。



足音が止まり、兄は居間をガサッと開け、おもむろに「キングのエースはありかね?」と、訳の分からない寝言を言った。
どうやら夢の中でトランプをしていたようだ・・・・・・



今なら「違う!キャンディーズに謝れ!」と、突っ込めたものを・・・・・・僕もまだ若かった。



直ぐ様、母ちゃんが「あんた寝ぼけとるとね?」と、発したので僕も大笑いしていると、段々兄貴が正気を取り戻し覚醒しはじめたのである。


ようやく事情を飲みこんだのである。。。。




そこに大笑いの僕と母ちゃん・・・・・・・・・







兄貴「・・・お前の恥ずかしい寝言言ったろか!? 」





!?   僕は一気に血の気が引いた。。。。。。





思春期の頃なんて頭の中が如何わしい、あんな事やこんな事しか考えてない訳であって、寝言で僕がその類のキーワードを発してもなんら不思議ではない訳である。




当時は一瞬だったが、きっと いろんな思いが去来した(下)のであろう。





兄貴「おう なんとか言えや!」的な顔つきの兄ちゃん。



僕は完全に苦笑いになっていたであろう。 と、いうのも僕は家では比較的大人しく、外では我儘、自由奔放な感じだったので それを知らない母ちゃんは僕の事が好きでした。




そんな可愛い息子が兄の暴露により、「そんな卑猥な言葉を使うなんて…」と、知れてしまったならば、僕はもう一度母ちゃんに産み落としてもらう他ない。。。。。




母親の心中を考えると、その様な暴露だけは何が何でも避けねば。。。。。。。




一気に窮地に立たされた僕!




「な、何を言うつもりだ!兄貴!」いや、「何をおっしゃろうとしているのでありましょうか?お兄様」と心の中で叫ぶ。。。。。オセロの駒のように態度を変える僕。




あ、あれか?・・・・・・・あの事か?・・・・・・もっと具体的なあれか?シチュエーション?それとも願望か?切望の事か?





神に願った。。。。。




「神様、人より早い段階で加齢臭が出ても構いません。何卒この場を治めてください。」




「神様、逆に積まれたダルマ落としも腐らずやり遂げますので何卒この場を・・・・・・」




「神様、将来 ディアゴスティーに就職できなくても構いませんので何卒この場を・・・・・・・・・」



「神様、バファリンの半分は優しさでなく、僕のだけ「ヤッカミ」と「しらじらしい」成分で構成されていても構いません。何卒この場を治めてください。」






兎に角、僕は絶望の淵に立たされ、必死に危機を回避した様に思えてならない、残暑厳しい夏の夜の出来事だ。



まぁ、なんとか暴露されず、事なきを得た訳で御座いますが・・・・・・・・





それにしても、自分が不利になった途端 決して越えてはならない一線を聖母の前で掲げるあたり… やはり思春期の年子とは厄介極まりない訳である。




まぁ簡単ではありましたが、前編と共に、僕と兄の関係性が、なんとなく分かっていただけたのでは?と思います。






では次回はちゃんと本題です。引っ張るつもりはないんですが、書き始めると脱線してしまいます。



さよなら
by gatestore1973 | 2010-10-13 10:07 | おっさんの日常
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